甲子園高潮町福祉会

「高潮」という町名は、高潮時に必ずその橋梁まで海水が浸水したという高潮橋にちなんで命名されました。
甲子園高潮町は、1920年（大正9年）に埋め立てられた枝川（えがわ）とその支流の申川（さるがわ）と、現在もある新川に挟まれた砂地に住宅が建てられ、1926年（大正15年）には今津字高潮と称され、1938年（昭和13年）には今津高潮町となり、1964年（昭和39年）に現在の甲子園高潮町と改称されました。それ以来、今津連合福祉会に属している活動と南甲子園地域に属している活動があり、活動エリアや関わる人・団体が両方に跨り、混在しています。
現在のまちは、阪神甲子園駅西口に直結し、阪神高速3号神戸線、名神高速道路が近く、交通至便な地域です。過去に福祉会の働きかけにより駅前の違法駐輪が解消され、現在は住民全員で毎月清掃活動をしているため、とてもきれいなまちとして親しまれています。
昨今は比較的大きな邸宅が小形中形の集合住宅に建替り、町内の景観に変化が見られます。

甲子園高潮町福祉会は、とてもコンパクトで親しみのある、顔の見えるアットホームなまちです。役員、各部、組当番等の組織づくりと情報共有の仕組みがしっかりしていて、相互の連携、協力、助け合いがあり、着実にコミュニティづくりの成果が出ています。情報の共有と協働した活動に最も力を入れ、年間活動計画を基本に、誰もが参加できる行事づくりに努めていますので、これからも協力し合っていきましょう。